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日本トンデモ本大賞2007 [舞台・ライブ]


今年も行ってきました、ヘンな本好きオタクの祭典・日本トンデモ本大賞。
会場はイイノホールだったのですが、前売りで全て完売。私はかなり早く申し込んでいたので、前から3列目というなかなか観やすい席に座れました。

オープニングムービーに続いて、「UFO還暦記念式」。今年は、ケネス・アーノルド事件から60年目だそうで。つまり、「UFOを見たっ!」という人が初めて現れて60年。ここから先、「UFOを見た」「宇宙人とコンタクトした」「宇宙人にさらわれた」「宇宙人に○○…」という人たちが続々現れたと。
グレイタイプ宇宙人のお面をつけた人(たぶん、立川談之助氏)に赤いちゃんちゃんこを着せ、会場全員で
「HAPPY BIRTHDAY to U(FO)♪」と大合唱。おふざけモード全開のイベントで快調にスタートです。

と学会の普段の活動の様子を皆さんにも、という大爆笑の「と学会エクストラ」に続いて、メインイベントの「トンデモ本大賞ノミネート作品紹介」。
昨年出版された中から、これぞ、というトンデモ本が次々紹介されました。
しかし、世の中なんでこんなに疑似科学やら勘違い本があふれているんでしょうねえ。
候補作6点の中で、私が気に入ったのは「地球23.4度の回転引力衝突時間」。地方のお天気おじさんで食堂経営者でもある著者が、天候をはじめ世界の様々な出来事を、中華なべとキャベツのきれっぱしを使った実験や食堂で注文される料理の数で解き明かす、すごい本。著者の思い込み全開ぶりが素敵です。
見事大賞を受賞したのは、自費出版の預言書「人類の黙示録」。架空の歴史の壮大さ、著者自身が書いた未来の重要人物のイラスト(歴史の教科書に落書きしたみたいな出来)の味わいなどが、会場でぶっちぎりの人気でした。

他イベントとして、クラシックを使った音楽実験室「杉ちゃん&鉄平」による「トンデモクラシックコンサート」が真面目に素晴らしかった。
バイオリンで出す京浜急行のモーター音やらパトカーのサイレン、モーツアルトとソフマップ宣伝ソングの融合など、これまでにない表現方法で目からウロコ。
世の中にはトンデモもあふれているけれど、すごい人たちもたくさんいます。

と、いうわけで、大爆笑で大満足の「日本トンデモ本大賞2007」でした。
来年もぜったい行こうっと。


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