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第49回 テンヨーマジックフェスティバル [マジック]

日曜日は、テンヨーマジックフェスティバルでした。

今回のタイトルは、「Objet Perdu」。フランス語で「忘れ物」。
別に一昨日の私の日記が、前振りだったわけではございません。

オープニングはドルフィンマジックカンパニーのSAKURAさん。
昨年末の奇術協会コンテストで優勝した手順をさらにパワーアップ。キュートなメイドさんが演じる、楽しくて夢のあるアクトでした。

続いては学生マジシャン2人のフレッシュな演技。
法政大学の小林大朗さんのシルクと、東京大学の加藤陽さんのウォンド&シンブル。
2人ともに、すごく工夫が見られる凝った手順です。マジックが好き!という気持ちがびんびん伝わってくる演技でした。

MINATOさんのクールな演技。格好いいなあ、と思ってみていると、後半のASAMIさんとのイリュージョンではちょっと崩した二枚目半に変身。この落差がまた、いい感じです。
イリュージョンを演じるASAMIさんが、すごくキマってて格好いい。

休憩時間中はSAKURAさんのタップダンスが披露されました。
オープニングのアクトとはまた違うスタイリッシュな演技が目を引きます。

後半は、幸条スガヤさんのFISMアクトでスタート。オカメのお面がまるで生きているように艶っぽく動きます。
ラストシーンでは、客席からどよめきが起こりました。何度見ても、ゾクゾクします。

お次はwitty lookさんの一輪車パフォーマンス。いやあ……すごいです。
一輪車の技術がすごいのはもちろんですが、客席を盛り上げる、そのエンターテイメント!
楽しくて、可笑しくて、ちょっとドキドキする演技でした。

湧きに湧いた客席が、水をうったように静まり返り、スポットに照らされた一点に集中します。
韓国からのゲスト、アン・ハーリムさんの登場です。
超絶テクニックとアーティスティックな雰囲気を併せ持つ、アジア注目株の若手マジシャン。
今後、どんどん有名になっていくと思われます。要チェックです。

大トリは、ラトビアから初来日のBRINUM-Xのお2人。
シャボン玉を使ったアクトなのですが、これまで見たこともないような使い方です。
舞台全体に広がる、巨大なシャボン玉。シャボン玉自体はマジックではないけれど、ある意味マジック以上にファンタジーな光景でした。

昨年に引き続き、ショー全編を彩るのは大友剛さんの素晴らしいキーボード演奏。
そしてMCはFMえどがわの鈴木久美子さん。時には優しく語りかけるように、時には凛と響き渡るように、変幻自在な声の素敵なMCです。

バラエティに富んだ、とても充実したショーでした。
ゲストの皆さん、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした!そしてご来場頂いた皆様、ありがとうございます。
特に盛り上がったのは夜の部。エンディングで客席から起こった拍手はすごかった。
舞台にいて、「拍手の圧力」を感じることがあります。まさに、それだったような気がします。



私は……どこかにいました。観にきてくださった方、気がつきました?
あ、それからパンフレットをお持ちの方、裏表紙もチェックしてみてください。
「衣装協力:ゆみ」って載ってます。今回、衣装制作にもちょこっと関わらせていただきました。
いろいろ、勉強させていただいてます。

来年は50回の節目を迎えるテンヨーマジックフェスティバル。
9月21日に開催の予定だそうです。今から来年が楽しみです♪


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